プロフィール

「RYU-RYUのはじまり、それは9枚のポストカードからでした。」
スパゲティ専門店RYU-RYUの開業から9年後、まだ企業広告やコピーの仕事をしていたわたしたち、
雑貨業界のことなど何も知らないまま、芦屋のマンションの一室、4人でのスタートでした。

翌年の1987年、本社を現在地に移転したのと同時に、ゼネラルストアー&ホットドッグの店、BIRTHDAYをオープン。
お客さまだけでなく、仕入れ先の営業の人、販売先のお店の人、雑貨のバイヤーなどが集まって来てくれるようになり、
そんな多くの出会いから、いろんなことを学んでくることができました。

リュリュのものづくりは、もともとが「こんなものが欲しい」という自分たちの遊び感覚から生まれたものです。
「自分たちの暮らしに添った身近なもので、それでいて今までにないもの、もっと楽しいものを」という気持ちを元に、
「誰かに受け入れてもらい、喜んでもらいたい、その想いが少しでも多くの人に伝われば」と、
そんな想いでずっと今まで歩んできました。

「当たり前ですぐそばにあればいい」、「こんなものがあればいいのに」、「こんな風にしてみたらどうだろう」、
そんな日頃のアイデアを形にして、ポストカードの他にレターセットやグリーティング、カレンダーなど、
少しずつアイテムを増やしていきました。
当初はBIRTHDAYそのままに、アメリカの雑貨がテーマでしたが、花のカレンダーの発売を契機に、その幅が広がり、
今のヒット商品である、シールやノート、手帳もリュリュならではのものづくりの心を生かしています。
そして、契機となったフラワーカレンダーは、1987年の発売以来、今もリュリュの主力商品であり、
一つの商品を大事にしたいと願う私たちの想いが、そこにずっと引き継がれています。

スパゲティ専門店RYU-RYUとの共同作品、それがパスタソースやスパゲティです。
今までの食品にはなかった雑貨的要素のオリジナルデザインのパッケージを施し、
雑貨屋さんにパスタソースなどの食品を持ち込んだのも、リュリュならではの新しい試みです。
そして、スパゲティ専門店でのノウハウを活かし、スパゲティやイタリア料理の本を出版し、
それも含めた雑貨全体のデザイン、提案を取り入れ、雑貨店にも積極的に置いていただくようになりました。
オーナーの西巻 眞自らが書き下ろし、スタイリング、写真撮影の全てを手掛けた、
「365日スパゲティが食べたい」(文化出版局刊)は25万部以上のベストセラーとなり、
続いて「365日我が家でもイタリアン」(文化出版局刊)、「365日やっぱりスパゲティ」(文化出版局刊)、
「楽しい!がおいしいのはじまり」(文化出版局刊)、「365日スパゲティ上手になりたい」(文化出版局刊)、
「体がよろこぶおいしいごはん」(産業編集センター刊)が出版されています。

東京Rucette(1998年)と芦屋space R(1999年)、R branch 603(2013年)は直営のパイロットショップとして、
どこよりもリュリュの製品をたくさん置いています。
自分たちの創ったものを毎日のように目にすることで、
自分たちを確かめ、また次のステップへ歩む足がかりとなっています。
「ビルごと楽しい」をコンセプトに、1999年にできたspace Rで飛び交う笑いや会話は、
わたしたちに日々の喜びと明日に向かう勇気をくれます。
3階ギャラリーでの展示、催しは数知れず。
今日もさまざまな分野の方々がたくさんの才能を発揮してくれています。
2008年の春には、space Rの隣の1階に新しいコンセプトのお店Come Comeがオープンし、
space Rと共に芦屋の小さな2つの建物を、まさにリュリュの基地として、
これからもどんどん情報発信していきたいと思っています。
そして2005年に東条湖にできたハウススタジオは、撮影用のスタジオとしての使用だけではなく、
自社の商品の撮影の場としても、そして新しい商品の提案の場としても稼働しています。
常にフィールドにとらわれず、
自分たちのしたいこと、興味のあるところを形にして提案する、
そんな姿勢はこれからも大切にしたいと思っています。

そして最後に、、、
ずっとBIRTHDAYの看板犬だったゴン太。
お店、会社で、いつもわたしたちを静かな優しさで見守ってくれていたゴン太。
2004年5月に亡くなるまで、実に17年、
リュリュの「会長」として大活躍してくれました。
今でもポストカードや、space Rの前にあるゴン太の石像を通して、
ずっとみんなの心の中に生きています。