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メッセージはこちらから
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一人で飲食店に入ることなんて
かつては考えられなかった。
どこかきまりが悪く手持ち無沙汰、
誰も見ていないのに、どうも落ち着かない。
でも、それができるように、いや、
必要に迫られ、仕方なくするようになってかれこれ。
今では一人 ”喫茶店” に入ることが
とても心地よくなった。
それは、ほんのひと時だけど、
誰も自分に干渉しない場に身を置くことで、
一人になり、無になり、透明になれるから。
そういう時は大抵、
外の動きが見える席を選ぶ。
特に読書もしないし、
携帯電話をいじるわけでもなく、
ただぼーっと
ガラス一枚で隔てらてた
外の世界を眺める。
そして、これが全く飽きない。
ほんの1センチほど
それも透明でスケスケなのに、
そこには、
映画やテレビでも見ているかのような客観性と、
こちら側とあちら側で、
次元が全く違って感じられる。
たった数百円でできる
現実逃避と仕切り直し。
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「テアトル喫茶」
16.08.30.TUE
nakano