| 写真を見返しているとこの一枚が目に留まる。 二年ほど前の東欧、 規則的に並んだクルマとその色がかわいいので撮った一枚だけど、 この写真を見て、クルマが生きてるなと思った。 生きていると言うか、体の一部とか家族の一員といった感じ。 クルマが好きなので瞬間に分かるのは、最新の車が一台もないこと。 駅前の駐車場だから何台かはピカピカの新車があってもいいはずなのに... でも本来クルマってこういうものだと思う。 景気や生活ももちろん大事だけど、"エコ"を名目に消費を煽り、 筋違いな環境を謳うと必ず矛盾が生まれる。 過渡期だと思うし、いろんな人のいろんな思惑があるから、 なかなか自分も何が正しいのかなんて言えなし、 小手先だけのパフォーマンスや大量生産大量消費も仕方ないんだろうけど、 まずはモノを大切に使うということ、 町でも家庭でもそれを感じられる空気作りが、 エコや景気より、何より大前提として大事だと思う。 古くなってもポリシーをもって長く愛用してることの方が断然カッコイイ。 |
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「クルマが生きてる」 |
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09.10.31.SAT |
nakano |
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