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これはデザインに携わる者にとって
いろんな意味で難儀な存在。
ほぼ毎日、色のことを考えている。
トレンド、季節感、イメージ、
組み合わせ、相性、、、
こういったものはどちらかと言うと
“感覚的"なものであり、
自分のセンスやバックグラウンドが後押しする。
問題はその先、
実際に紙や素材に印刷する際である。
紙に印刷したとする。
でも世の中に何千とある紙、
刷る紙の種類によって
同じインクでも全く色が違って刷り上がる。
印刷の"刷りたて"と
時間が経過して紙にインクが染みたものとでも
全く変わってしまうのも常。
それだけでない、
同じ印刷物であっても
外と中の光、朝と夕の光、暮らす地域、
その全てで違って見えてしまう。
そう、地球には色温度が存在するから。
さらに言わせてもらうと、
デザインするパソコン画面と
確認のため出力したものとでも
そもそも見え方が違う。
だから、そういった過程を
一から経たデザイナーは色に執着する。
そして、ある程度機械的にしか表現できない
印刷屋と揉めてしまうって話は、あるある。
こんなに苦労してんだからわかってくれよ?と。
もちろんある程度の許容と基準はあるのだが。
側から見ると何が違うのかわからないような差。
でも譲れない。
とても偏執的世界。
商品を手にするユーザーはそれが
こんなこだわりの末のものだということなんて
知るはずもない。
店頭で初めて目にし、
そこにあるもの自体が”絶対"なのであるから。
それを言ってしまうと
我々のこだわりは正解なのか?
でも
企画者がそのこだわりを捨てたら元も子もない!
と、同じことを数十年、
何度も何度もグルグルグルグル
答えのない問題に自問自答し続けている(苦笑)
色問題はいつか終焉を迎えるのか?
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「色、いろいろ」
18.11.30.FRI
nakano